「わくわくきずなっ子 〜自然体験ラリー(夏)〜」 
シンボルロード清掃と維摩池一周オリエンテーリング [7/27]

日  時:2008年7月27日(日)9:30〜12:00 快晴
場  所:シンボルロード・維摩池
参加者:子ども23名(市内の幼児・小中学生) 大人25名(保護者・NPO法人心豊かにARDの会)

 <活動の背景>

NPO法人心豊かにARD(あるど)の会では、市民にも親しみ深い、尾張旭市の中心を走るシンボルロードの清掃や維摩池花壇のお世話などのエコイベントに参加してもらい「エコポイントあるちゃん」を貯めていただいた方に…大人でも子供でも誰でも参加できる「わくわくきずなっ子教室」を企画して世代間交流を図るという世代を超えた絆つなぎ事業を実施しています。
2008年の夏は、身近な自然を再発見していただく目的で、この「わくわくきずなっ子教室」を戸外活動を主体にし、地元の施設や地域資源を活かして、いろいろな自然体験ラリーの実施を計画しました。


ゴミ拾い/ゴミの回収/自然体験ラリー参加券に交換

 <活動のねらい>

・清掃活動の参加によるエコポイントを利用して、自然体験ラリー参加資格を得る。
・維摩池周辺の自然に目を向け観察することを通じて、発見する楽しさを味わう。
・地域の人と活動をともにする中で、世代を越えた交流を図る。

 <活動内容>

・シンボルロードの草取りやゴミ拾いをし、エコポイントあるちゃん(5点)を捺印してもらう。
・エコポイントあるちゃん(5点)と「わくわくきずなっ子〜自然体験ラリー(夏)〜」の参加券に交換しました。
・自然体験ラリーのスタートとして、維摩池一周のオリエンテーリングの開始です。
 参加者は、コースをAコース(0.6キロコース)か、Bコース(1.7キロコース)を選択しました。
・維摩池の自然観察をしながら、白地図に、何でも気づいたことや発見したことを5個以上記入し、マイマップを完成しました。
・ゴールした後、NPO法人心豊かにARD(あるど)の会が管理する維摩池公園花壇の花を使って、みんなで押花を作りました。


発見したことを熱心に記入/セミの抜け殻がいっぱい/魚をみつけました

 <感想・反省>

・シンボルロードのゴミの中の種類は、紙や枯れ葉がほとんどで、意外にペットボトルや空き缶が少なかった。
・でも、草の中に犬の糞があり、残念でした。
・枯れ葉を拾って、葉の名前を質問する子どももいて、小さなことにでも興味を示していました。
・会が主催するエコイベントに何度か参加したことがある参加者は、
 「エコポイントあるちゃん」をためて、体験ラリーに参加できるというシステムを良く理解しており
 ゴミ拾い・雑草取りにも、意欲満々でした。
・連日の酷暑の中での開催ということで、オリエンテーリングのコースを長・短の2コース用意しましたが
 就学前の子どもをはじめ、参加者のほとんどが長いコースにチャレンジしました。
・池を一周したことのある子もない子も、セミの声や何種類もの鳥の声に大感動し
 陸上からでも鯉やブラックバス、アメンボウを見つけることができたり
 池の東側のヨシの群生地では、沢山の種類のトンボに感動。
 「ぼく、トンボの卵をみた!」「アリの巣があった!」と生き生きと輝いてました。
・植物では、栗の青いイガを見つけたり、池の南側の白い花の匂いをかいだり
 また ゴールした後に、みんなで取り組んだ押花づくりにも、興味津津でした。
・ただ、ゴミ拾いもオリエンテーリングも家族や友達同士で行動することが多く
 参加者相互の交流は、あまり出来ていないと思いました。
 2回目に みんなでジャンボ・マップづくりをしたり、3回目のアウトドアクッキングなど
 回を重ねていくことで交流が深まるようにしていこうと思っています。
・自然観察は、継続的に行うことで沢山の発見があると思います。
 近いところだから無理なく出来るので、これからも季節を変えたりし開催していきたいです。


暑さの中 一周して大満足/押し花づくりに夢中です