「わくわくきずなっ子 〜自然体験ラリー(夏)〜」 
竹のウィンドベルと模様染めハンカチづくり [8/24]

日  時:2008年8月24日(日)10:00〜12:00 曇り
場  所:尾張旭市民会館
参加者:子ども14名(市内の幼児・小中学生)、 大人16名(保護者・NPO法人心豊かにARDの会)
 
 <活動のねらい>

・身近な自然を使って創意工夫することの楽しさを味わう。
・異年齢の子どもや地域の大人とともに、制作する中で交流を図る。

 <活動内容>

7月27日から、4回に分けて開催した「わくわくきずなっ子〜自然体験ラリー(夏)〜」もいよいよ最終を迎えます。
第4弾では、竹炭ウィンドベルと模様染めハンカチづくりを楽しみました。

参加者は、まず、「わくわくきずなっ子〜自然体験ラリー(夏)〜」初日の7月27日に、シンボルロードのゴミ拾いをして貯めた「エコポイントあるちゃん」と交換した「自然体験ラリー参加券」の4回目の欄に、あるちゃんシールを貼りました!
その、ハンカチの模様の作り方を教わって、ハンカチをゴムで止めたり、縛ったりして、思い思いにいろんな模様ができるように工夫をこらして、染め作業に入りました。


 参加シールを貼っています/説明を聞いてから、思い思いに創作です

ハンカチを染めている間に、今度は、竹炭ウィンドベルづくりにチャレンジです。
第3弾のアウトドアクッキングの時に、炭を作り良い音が出るものもありましたが
残念なことに竹炭にした竹が全体に薄かったためか、半分以上がもろくて割れてしまいました。
そのため、急きょ竹を焦がしたものを用意して、それでウィンドベルを作ることにしました。
竹の長さや太さで、音程や響きを確かめながら好みの竹を選んで、オリジナル創作を楽しみました。

「わくわくきずなっ子〜自然体験ラリー(夏)〜」の第5弾として
毎年、夏休み最後の土曜に開催されているイベント「尾張旭市ふれあい夏まつり」は、今年は8月30日(土)に予定されていますが、その会場に完成した竹のウィンドベルと模様染めハンカチを展示することを目的にして、意欲的に取り組むようにしました。

 <レポート>

模様染めハンカチづくりの模様を出す方法としては、参加者の年齢幅を考慮して
今回は輪ゴムしか用意しませんでしたが、大人も子どももそれぞれに工夫して取り組み
輪ゴムの縛り方を変えるだけで様々な模様ができ、とても感激していました。

縛り方がゆるくて、出来上がったときの模様が少しはっきりしなかった子もいたので
もう少しアドバイスしてあげるべきでした。でも、出来上がって、みんな満足!
今度の製作するときは、割り箸やタコ糸を用意して、もっといろいろな模様染めを楽しみたいと思いました。


 こんなに沢山縛りました/水で濡らしてから、良く染まるように煮ています

竹のウィンドベルづくりは、竹に穴を開けたところに、ひもを通して作りました。
小さな子も真剣な表情で、ひも通しにチャレンジし、最後まで頑張っていました。

全体としては、2つの作品をつくるとういことで、内容が盛りだくさん過ぎないだろうかと懸念していましたが
全員が両方を完成することができ、創意工夫することをとても楽しんでいました。
また、異年齢の子どもや地域の大人・スタッフも含めて、様々な場面で交流をもつことができ大変良かったと思います。


 音程や響きを調節しながら、楽しんでいます/出来上がりです

子供たちの夏休みとともに、開始した「わくわくきずなっ子〜自然体験ラリー(夏)〜」も、そろそろ最終を迎え
毎週日曜日ごとの参加を、みなさん本当に楽しみにして下さいました。
完成作品は、今週末に開催される「尾張旭市ふれあい夏まつり」の会場に展示しますが、作品展開催にまで発展でき、参加者同士もスタッフも、顔の見える関係を築きあげつつありますことを心から嬉しく思っています。

この事業を開催するにあたっての大きな目的の1つは、
「子どもが、地域の自然や身近な生活環境に親しみ体験学習をする中で、地域自然に対するすばらしさを感じ取り愛着を深めることで、よりよい環境の創造に向けて主体的に行動をする態度を育成するとともに、心豊かな人間性の育成をしていく。」
ということを念頭に入れて取り組んできました。

そこで、わくわくきずなっ子〜自然体験ラリー(夏)の開催を機会に
維摩池の自然観察を通して、もっと沢山の人と人の絆を深めていきたい!子どもたちとともに、好奇心・チャレンジ精神を持ち継続して楽しみたいと思い、
子どもたちを中心にして「維摩池ファンクラブ」を発足することにしました。
今後も身近な地域自然や生活環境での活動を通じて、環境意識の高揚と異年齢の子どもや地域の大人と活動をともにすることで、世代間交流を図っていこうと思っています。